
こんにちは、木下那麻です!
▼▼こちらの記事にて書いているデザイン技術採点の提出物を紹介する記事になります▼▼

【技術採点】デザイナーの技術やランクってどう測定しているの?
今年の夏でデザイナー歴7年となります。
20~30代後半の女性へ向けた求人デザインや、お写真を活かしたシンプル・高級・上品系のデザインを得意としています。
いつもご指名いただくお客様、ご愛顧いただき本当にありがとうございます!
基本的に納期が長めになっているため、はじめてのお客様では依頼がしづらいな…という方もいらっしゃるかもしれませんが
この記事を見て、「一度くらい木下に頼んでみようかな!」と思うきっかけになりましたら幸いです。
※下記で紹介しているバナーの使用素材は、すべて今回のバナー用に作成したAI生成物になります。
フリー素材としてはお使いいただけないものですので、ご了承の上でご覧ください!
目次
【01】お写真への視線誘導を意識したデザイン

シンプルな構成の中にインパクトを
二人の女性とお遊びできるイベントバナーとして制作しました。女性二人のお写真を真ん中に配置しつつ
3人コースであることが伝わるように「女」の文字ふたつの間に「男」の文字を配置し、
「美女ふたりに挟まれる贅沢感」と「嬲」という字の逆パターンというのをイメージして作成しています。
基本的にはすべての要素を真ん中で揃えて配置し、下部のテキスト箇所は左右の余白を広めに取って
逆三角形の構成にすることで、上から下に自然と視線が流れるように意識しました。
ただ、そのままですと不安定さのある構図になってしまうので(あえて狙う場合はいいのですが、高級系向きではない気がします…)
安定感を出すために最下部に帯を配置して、画面の引き締めとクリック誘導の見やすさの効果を持たせてみました。
大きな文字+写真+下部帯で画面に動きを出す
全体的に細い文字・小さい文字でシンプルな構成になっていますが、そのままだと印象が弱くなりますので
インパクトをつけるために、「女」と「男」の文字の印象を差別化しようと考えました。
「男」の文字は素直に読めたほうが複数プレイであることが伝わりやすいけど、
「女」の文字は写真も配置していますので、ある程度読めなくなっても伝わるかな…と考えましたので、
画面の真ん中、女性のくびれの方向に向かうように、内側にカーブするような変形処理を加えました。
また、「男」の文字を一段下に下げて、自然と下部の情報に意識が向くように調整しています。
画面上部に動きが出ましたので、そこから更に下部の帯や、背景に加えた波紋の装飾で円形のラインを作って
より真ん中の「男」を取り巻く女性の部分に視線が集まるように配置調整を行っています。
【02】ポップ可愛くインパクト!インフルエンサー女子向けバナー

SNSアイコンカラーを前面に使用したデザイン
こちらのバナー、オーダーとしては「インスタグラムのロゴを入れてほしい」というものだったのですが
弊社では、企業ロゴを使用してバナーをお作りすることができません。
ただ、オーダーの意図は満たしたい…と考えましたので、バナー自体をインスタアイコンに見立てて
イメージカラーとして取り入れることにしました。
どこにも揃えない文字組!だけれど散らばってみえないように…
以前、コラムのおまかせ依頼編でも平野デザイナーが指摘してくださっていたのですが、
デザインの基本は大体は「整列させる」ことになります。文字を真ん中で揃えたり、左右にまっすぐ並ぶように整えたりですね。
ただ、ポップだったり可愛いだったり、にぎやかなデザインを作る際は、整えすぎてしまうと
動きがなくてつまらない印象になりがちです。
そういうときによくやるのですけど、どこにも文字の要素をそろえずに
いろんなところにとりあえず配置してみて、気持ちのいい場所を探す手法でバナーを作っています!
ただいろんなところに配置するといっても、あまり考えなしだとバラバラして見づらくなってしまうので…
今回であれば、「虜」のまわり一塊とのバランスをとるために、
「淫スタグラマー」の「淫」の部分を大きくして、対角線上で重さのバランスが取れるように意識したうえで
全体の配置バランスを調整しています!
ついでに、おっぱいを強調できるように文字を曲線状にゆがめてみたり、
背景にうっすら集中線状の光を入れて、ばらついた配置の文字が
真ん中にむかっていくような感じで強引にまとめてみたりしています。
【03】“写真を活かす”ことを第一に

印象的なお写真をメインに、装飾は必要最低限に
大きなお胸を強調した、陰影のコントラストがはっきりしたお写真でしたので
あまり大きく味付けをせず、素直におっぱいを魅せるデザインにしよう!と意識しました。
こちらも1枚目のバナー同様、カーブを描いた装飾で視線を誘導しています。
タイポグラフィはシンプル、だけれど遊び心も加えて
実は、基本的に文字を装飾することが苦手です!
立体感のある文字とか、金色のごつっとした立体文字とか…すご~~く苦手でウンウン唸ることが多いので、
迷ったら一旦文字をパズルみたいにかっちりはめてしまって、そこから少し変形や質感を加えることが多いです。
今回であれば、まずはガチガチにキャッチの文字を組んでしまってから、メインのお写真に対して沿うように角度をつけています。
「むっちり」の文字は言葉のイメージに合わせてぷっくりさせて…やっている事自体はかなりシンプルですが、
配置の基本がしっかりできていさえすれば、そこからのアレンジや味付けは比較的容易にまとまるんだと思います。
アクセントカラーを加えて画面を締める
今回、肌のあったかい感じややわらかそうな雰囲気を出したかったので、バナー全体をオレンジ系のカラーでまとめています。
ただ、単色だけのバナーですとなんとなく画面がぼんやりしてしまうので、
アクセントカラーの要素として緑色の葉っぱ装飾を加えてみました。
画面の中に異なる色が入ることで、そこに視線が吸い寄せられて
最終的にちょうど「予約する」ボタンまで自然と目が動くように調整してみました。
まとめ
いかがだったでしょうか?01~03まですべてで触れていますが、
基本的にバナーを作る際は、バナーを見る人の視線の動きを考えながら制作しています。
普段はシンプル・綺麗・上品系などのデザインや、女性求人向けのデザイン制作でご指名をいただくことが多いです。
上記のようなテイストであったり、「この写真のここを目立たせたいんだけど…」など、ご相談がありましたら
オンライン打ち合わせもお受付していますので、ぜひ一度ご依頼いただけると嬉しいです。