
はじめまして、デザイナーの浅井夏実です!
▼▼こちらの記事にて書いているデザイン技術採点の提出物を紹介する記事になります▼▼

【技術採点】デザイナーの技術やランクってどう測定しているの?
平面立体問わず、物を作るのが大好きな多趣味デザイナーです!
今回は本業であるデザイン業務について、私がどう考えてバナーを作成しているか皆さんにお伝えできればと思います!
目次
【01】青いバラが映える、キラキラお花デザイン!

バナー全体の構成について
メインテーマは「高嶺の花」で、デザインと掛け合わせて「高嶺の青薔薇」というキャッチコピーで作成いたしました。
画面一面に青い薔薇を敷き詰めてゴージャス感と煌びやかな雰囲気を出しています。水滴や煌めき、光の処理で女性のプレミア感が出るように仕上げています。
他のデザイナーのように小粋なキャッチを作り出すのは得意ではないため、基本的にはビジュアルでゴリ押し、最終的にバランスを整えていく形での作成が多いです。
制作の際の悩み…
そうは言ってもビジュアルのゴリ押しだけでは上手くバナーが成立しません。なのでこの女性はどんな女性で、どんな推しポイントがあるのかを常に考えながらキャッチや写真を選ぶようにしています。
今回のバナーで言えば、高嶺の花と言われる女性はどんな女性なのか、ビジュアルでも表現できるように王座に座る構図と、女性の表情や顔が映えるようにアップの写真で全体のバランスを整えました。
花とキラキラでフィニッシュ!
花×キラキラは私の得意ジャンルのひとつでもあるので、そこを強調しています。
瑞々しく青い薔薇を、女性のイメージに繋げるため細かい加工や処理を少し多めに加えています。手前の水滴やピントの合っていない花で奥行きや前後関係を意識し、色味の統一感は保ちつつも簡素なバナーにならないようにこだわりました。
【02】盛りだくさんなインフルエンサー系アイドル!

バナー全体の構成について
SNSや雑誌などメディア露出の多い女性を使用したバナーだったので、所謂スパチャ画面とペンライトとステージ要素でアイドル感を最大限ビジュアルに落としこんだバナーです!メインキャッチもなんだかそれらしいフレーズを使用して【アイドル的存在で、日常では出会えない女性】であることをこれでもかと表現しました。
装飾とサブキャッチの絶妙な塩梅…
スパチャデザインは個人的に悪くないかなと思い作成しましたが、デザイン要素としては【読めすぎてしまう】ため、メインキャッチとかち合ってしまい女性とメインキャッチが押し負けてしまう印象でした。
ここで尊敬する先輩に助言を求めたところ、「奥行きを表現するためにも一部の項目をぼかしてみては?」とアドバイスをいただいたので試してみたところ非常にしっくりきました!
やっぱり最後はキラキラで可愛く!
やはり制作実績を見ていただいても分かるように、キラキラしているものが好きです!
後輩のデザイナーにデザインを教えるときも、「そこを…そう!キラン!ちゅいん!ってしていい感じにして!!」と理解不能な言語で指示を出してしまっています…。こちらのバナーもアイドル感マシマシでキラキラ全開です(笑)
ペンライトのキラキラ、スポットライトのキラキラ、女性を強調するように放射状に配置されたキラキラ…どれをとっても私が好きな処理なので、雑なあしらいにはならないように丁寧に作りました。
【03】えっ…黒系の激しいデザインもいけるんですか?

バナー全体の構成について
こちらのページではバナーに使用している女性を生成した素材に差し替えていますが、元の女性は全身にタトゥーの入った刺激的な女性でした。詳細は割愛しますが名前も特徴的な方だったので、女性のビジュアルとお名前に負けない、むしろ協調してパンチを効かせるレイアウトと装飾で作成しています。
余談ですが、黒とビビッドなピンクは見た目にもインパクトがあって大好きな色合いです!
先輩、助けてください…
このバナーを作成したときは、尊敬する先輩にほぼつきっきりで指導していただいた記憶があります…。何度もリテイクを食らいつつも女性にインパクトがあるからこそ、負けないデザインに仕上げられるように意識しました。
ビジュアルを作っていく中で、キャッチ、女性のお写真、デザイン、誘導、この4つがバラバラにならないようになんとかバランスをとって作りました。
えっちで可愛いデザインってやっぱいい!!
冒頭でもお話ししたようにこの女性にはタトゥーが入っていたため、デザイン自体もタトゥーをイメージしてかなり細かな処理を加えています。(残念ながらほぼ女性で被ってしまい見えないのですが、こういった細かいところからしっかり作っています;;)
【精液】の文字のあしらいや【吸】の加工など、細部にも力を入れました。あとは煙のような加工で【淫魔】のようなえっちで可愛い雰囲気が出るように全体を仕上げています!
まとめ
いつも制作実績に掲載しているものとは一味違ったバナーをメインにご紹介しましたが、いかがでしょうか?
いつもは淡くてキラキラしたデザインや、ポップで可愛いデザインを作成することが多いですが、実は濃い色で激しいバナーを作るのも好きです!
今回ご紹介したようなバナーのご依頼も大歓迎ですので、ぜひ指名に迷うことがあれば選択肢に入れていただけますと幸いです!