
こんにちは!デザイン部責任者の平野です。

【第1弾】ヘブンネットのデザイナーに「おまかせ」で依頼してみたら、どんなのができるの?
今回は上記の記事「ヘブンネットのデザイナーに「おまかせ」で依頼してみたら、どんなのができるの?」の内容で、今年度に新卒で入社したデザイナー根岸七凪の場合ならどうなるのか紹介していきます!
まずは自己紹介からしてもらいましょう。
自己紹介
根岸:はじめまして、根岸です!最近の好きな食べ物は白子と餃子とラーメンです^_^好きな食べ物はかわいくないですがデザインはかわいいものが好きで、今回のコラムも好きなかわいいデザインということもあり楽しくかわいくできました!是非見ていってください!♥
今回制作したバナー

平野:びっくり!可愛く制作できたね!
根岸:できました笑
平野:作ってて楽しかったんだろうなぁ。とか、何より気持ちが乗ってるのがわかるね!
根岸:好きな系統のデザインでしたし、作っててすごい楽しかったです!
平野:よし!じゃ、詳しく聞いていくね!
制作時に気を付けたこと・こだわり
平野:制作時に気を付けたポイントはどんなところ?
根岸:こんな感じにしたい!みたいなイメージがあって、Adobeの生成AIを駆使しながらイメージした世界観を作っていきました。
平野:「イメージ」「世界観」ね…。どんなものをベースに考えたんかな?
根岸:色々寄せ集めですね笑
女児向けのおもちゃのパッケージとかアメーバピグとかスマホゲーム広告とか、あらゆる分かりやすい「可愛い」系のイメージを複合的に考えて作りましたね。
平野:「分かりやすい」っていうのは特にバナー広告としては重要なポイントやね!女児向けデザインはヘブンネットのユーザー層とはかけ離れているけれど、極端なモチーフでも上手く落とし込んで作ってるよね。
根岸:おお~~。いいようにまとめてくれる笑
平野:せやろ笑
ちなみに写真は複数枚あったけどチョイスはどういう意図でしたんかな?
根岸:「全身が見える」という事と、イメージした構図的に「座らせたい」と思っていたので、それに合いそうなものを選びました。
平野:座らせたかったっていう理由は?
根岸:可愛い世界観を演出するのにケーキに座らせたいとかそういった発想でした。メイド感は衣装で見せたい。でも衣装を見せようとすると全身を使う。すると写真の使用サイズが小さくなるので、大きく写真を使ってかつ、衣装を見せるには座った構図の方がいいと思いました。
平野:お~!意外とよく考えてるね。確かにそうやね。合成で気を付けたポイントは?
根岸:「影」は意識しました!お尻とか腰とか脚の間とか接地面に関して影を上から書いて落としています。
平野:合成するときは光・影・色調の調整が重要やもんね。
根岸:そうですね。写真の色味もピンク・紫とかの色を足していますね。
平野:バナー全体において配色に気を付けたところは?
根岸:ピンク系統にしようとは最初に決めていて、同系色の中でも濃い紫を店名に使って下の方に配置しました。
平野:色の統一感は出ていてトーン&マナーは守られてるね!下が濃い紫で、逆に上のキャッチは白抜きに光彩で同じ紫を使ってるから、統一感ありつつ上がいい感じに軽くて”抜け感”になっていて、見やすい配色になってるね!
デザインを解説
色々聞きましたが、平野個人として感じたいいポイントを解説させてもらいます!

①写真自体に動きがあって左図の線のような動きがありますので、ハートの配置はそれに沿って写真の動きに対して自然に配置がされていますね。
②上記の会話でも聞いた「影」のポイント。ロゴが被っている所とかはしなくても気にならない所ですが、細かく作業しているのが分かりますね。
③写真の真ん中配置は左右にスペースができるので左右対称的なデザインになりやすいところハートのサイズに大小をつけたり、キャッチに動きをつけて視線誘的に動的なバナーになっていますね。
④逆にロゴの入るところは全体に対して垂直な配置になっていて、ここが”締まり”としてカチッと全体をまとめる役割になっている。ここまで動きをつけてしまうと散らかったデザインになっていたのでいい判断。
僕のようなデザイナーはたくさんのデザインをしてきた経験から、意識的に配置やレイアウトをしますが、
彼女はまだキャリアが浅いのに感覚的にそういった配置ができてるのが凄いところですね!
どういう依頼が作りやすい?
平野:どういう依頼が作りやすいとかある?
根岸:作りたいものがハッキリしている。とかイメージがある場合は参考画像があるのがいいですね。
平野:じゃあそのイメージがない場合はどうしてる?
根岸:店舗ページとかオフィシャルを確認しながら作っているので、もしページに合わせる必要がない場合はその旨もお伝えいただければと思います。
平野:これまでで困ったり悩んだ依頼はあった?
根岸:「可愛い感じでおまかせ」みたいな依頼で可愛いもふり幅があるのでイメージの違いがあったりするので「どんな可愛いなのか」は画像のイメージがあった方が、スムーズだと思います!
平野:なんにせよ大事なのはイメージの共有ってことやね。
まとめ
今回は根岸七凪の制作物を紹介致しました!
根岸は元々、写真を専攻していた学生で、デザインの知識や経験はなかったけれど「ガッツはあります」といって入社しました。採用してみるとアッという間にチャチャっとデザインの基礎とかポイントを習得していった感覚派デザイナーです。
まだまだ制作実績の投稿は少ないですが、今後どんどんアップしていきますので、よければ覗いてあげてください。